Folding@homeを使って新型コロナウイルスやガンを解析する方法 (2021/07/01)
TL;DR
今回は、Folding@home(FAH,F@H)を使って、新型コロナウイルスやがん、認知症などの様々な病気を解析する方法です。
じつはokaitsも昔はやってたんですけど、いまはもうあんまやってません。()なぜかというと、電気代の問題とPCが重くなりすぎるからです。こんなことやってたらコンパイルとかでフリーズします。なので、今はLightにしてます。
追記 2021/12/26: やっぱりコロナウイルス、最近やばいからまたFullにしてます。
インストール
インストーラーのダウンロード
インストーラーのダウンロードです。
まず、公式ページ(英語)に飛びます。
飛ぶと英語ですが、自分が使っているOSがあると思います。
自分が使っているOSの「fahclient」から始まるインストーラーをダウンロードします。
インストール
Debian系の人
Debian系の人は、
sudo apt install ダウンロードしたファイルの絶対パス
を実行してください。
もちろん、「ダウンロードしたファイルの絶対パス」は置き換えてください。
途中で質問されたら、全てEnterを押してください。
Redhat系の人
Redhat系の人は、次のコマンドを実行してください。
sudo rpm -ivh ダウンロードしたファイルの絶対パスか相対パス
もちろん、「ダウンロードしたファイルの絶対パスか相対パス」は置き換えください。
Windows NT系の人
Windows NT系(Windows10,11も含まれる)の人は、ダウンロードしたファイルをそのまま実行してください。(雑)
質問はすべてデフォルトのままでいいです。
初期設定
インストールが終わったら、ここを開きます。
すると、
このような画面が表示されます。
そしたら、Set up an identifyを選択し、Start Foldingを押します。
ユーザー名の設定
自分の名前で貢献したい人
ポイントを自分でためたり、自分の名前(ニックネーム)で貢献したい人は、皆の意見交流所の公式チームで貢献することができます。
...今の所(2021/12/26)、okaits一人しかいないので(公式とは...)、できれば入ってほしいです。
User: 自分で決めたユーザー名
Team Number: 1062284
自分のチームで貢献したい人
自分が作ったチームで貢献したい人は、ここからチームを作ります。
作り終わったら、Team Numberが出てくるので、
User: 自分で決めたユーザー名
Team Number: 登録時に出てくる数字
で、登録してください。
登録が終わったら、自動的に貢献が開始されます。
Linuxの場合
Linuxの場合、再起動すると一時的に停止してしまいます。
これを防ぐには、次のコマンドを実行してください。
sudo systemctl enable FAHClient
sudo systemctl start FAHClient
進行状況を確認
管理画面では、計算がどれくらい出来たかを表示させる機能があります。
管理画面を開くと、真ん中に進行状況を表すバーがあります。
それが99%になると次の計算に必要なファイルがダウンロードされます。
100%になって計算が終わり、結果がアップロードされると、ポイント(換金不可)がもらえます。
パスキーの設定
暇な人は、セキュリティ用のパスキーを設定すればいいかもしれません。
パスキーを設定すると、ポイントが少しだけ増えることがあります。
パスキーは、まずここに行き、メールアドレスと初期設定時に設定したユーザー名を入力して、「Get passkey」をクリックします。
そうすると、入力したメールアドレスにパスキーが書いてあるメールが来るので、管理画面に来て、
Saveを押すと保存されます。
ボーナスポイント(早期リターンボーナス, QRB)
ボーナスポイントという制度があります。
これは、次の条件に当てはまっていたら自動的にもらえています。
・計算の正答率が80%以上
・パスキーが設定されている
証明書
Folding@homeで計算を一定以上やると、証明書がもらえます。
証明書はこんな感じです。
これを受け取るには、まず「Folding@homeのポイントを初めてとった日から1日経っている」という条件が必要です。
この条件が揃ったら、早速証明書をダウンロードできます。
まず、STATISTICSページで、自分の名前を入力して、Lookupボタンを押します。
そうすると、自分の成績やポイントが表示されるので、下にある「My award」を押します。
すると、証明書がjpg形式でダウンロードされます。
あとは友達に自慢するのもよし、
印刷して飾るのもよし、
好きにつかってよいです。